白装束の作丁、実った稲刈る 伊勢・神宮神田で「抜穂祭」 三重
9/3(水) 8:02配信
【伊勢】伊勢神宮の祭典で供える稲を刈り取る「抜穂祭(ぬいぼさい)」が2日、三重県伊勢市楠部町の神宮神田であった。
久邇朝尊(くにあさたか)大宮司をはじめ、神職や地元の関係者ら約80人が参列した。
神田の祭場で、神職が豊かな実りに感謝する祝詞を上げた後、白い装束の作丁(さくてい)らが田に入り、「忌鎌(いみがま)」と呼ばれる鎌で、黄金色に実った稲を刈り取った。続いて、刈り取った稲から穂だけを1本ずつ丁寧に抜き取り、麻ひもで束ねて2束の「抜穂」にした。神田のほとりで乾燥させた後、内宮の御稲御倉(みしねのみくら)などに納められ、10月の神嘗祭(かんなめさい)をはじめとする祭典で、神前に供えられる。
神田の広さは約3ヘクタールで、うるち米やもち米など十数種類が栽培されている。今年は、厳しい暑さが続いたものの順調に生育したといい、今月末ごろまで順次稲刈りが進められる。
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